先輩が勧める会社ランキングが公開

私のカスタマーは企業です。

そして専門分野は採用一人でおこなえる業務には限界があります。
よって成長している企業は人員を増加せざるをえません。

裏を返せば、人材の採用なくして企業は成長しないということ。
※経営効率の問題はまた別

まずは新卒採用に目を向けます。

会社規模に関わらず新卒採用をしている会社の「採用現場」は学生に筒抜けです。

「採用現場」とは

  • 会社説明会の内容
  • 適性試験の内容
  • 面接の内容
  • 面接官の情報
  • 選考スピード
  • エントリーシートの内容
  • 担当者の人柄・対応
  • 会社の雰囲気

つまり、学生が採用の場面で出会う全ての情報は知られていると思ってください。隠し通すことはできません。

採用現場は学生に筒抜け?

経営者を含め、2009年現在、採用担当者が30歳を超えているならあまり知らないかもしれませんが、「みんなの就職活動日記」というサイトがあります。
54万人の学生が登録している会社毎にスレッドがある掲示板です。
2007年卒の大卒求職者数が44万人ほど。そう考えると、高卒、短大卒も登録していることになります。

検索BOXに皆さんの会社の名前を入れてみてください。
ログインIDを取得しないと内容は見れませんが2ちゃんねるのような誹謗中傷は殆どなくありのままの情報が載ってます。

その中で目を引いたのが、「先輩が勧める会社Best100」です。

2008年卒を対象にしたアンケートですから、まだ働いていません。
つまり会社の中を知らないのにランキングされています。

ランキングの項目は、

  • 成長性
  • 情報公開度
  • 仕事の内容
  • 社員の印象
  • 選考過程の評価

などの8項目を47,000件の回答をもとに集計したものです。

日経ナビが調べる人気企業ランキングとまったく違うと思います。

日経は就職活動に入ってない学生を対象。
みん就は就職活動が終わった学生を対象。

実際に選考を終えると印象は全く違うというわけです。

このランキングの上位企業の採用担当者は質が高く学生が本当に欲しい情報を与えています。
口コミ効果は重要です。

ここに掲載されている企業は来年応募者が増えることは 間違いないでしょう。
学生や応募者の視線にたって採用戦略を考えないと、このような採用力の高い企業との差は開く一方です。

2009年10月記述
※現在と状況が変わっている可能性があります

このページの先頭へ